日本人初のマスターズチャンピオン
皆さんもニュースでご存知かと思いますが、松山秀樹選手が、マスターズで優勝しました。過去に青木、尾崎、中島など日本最強として挑んだにもかかわらず、大きな壁となって跳ね返されてきたマスターズで勝つことは、日本ゴルフ界の悲願だったのですが、とうとう松山秀樹が偉業を達成しました。
ゴルフファンの自分ですが、生きているうちには日本チャンピオンをみることはないだろうと思っていたので、こうして見ることができて感無量です。
テレビで観戦していましたが、最終日の後半は冷や汗をかく場面が続いて、見ているこちらも大変緊張しながらの観戦でしたが、最後は栄光を掴みました。
今までメジャー優勝に届きそうで、なかなか掴めなかった松山選手。
なぜ今年のマスターズで勝てたのかを四柱推命で分析してみたいと思います。
ちなみに2019年に全英女子オープンで、あれよあれよと優勝した渋野日向子選手を分析しましたが、この時の優勝と、松山選手の優勝とは大分意味合いが違うことがわかります。
この時は、「空亡」が優勝を呼び込んでくれました。
参考記事:渋野日向子選手に時間の女神が微笑んだ!全英女子オープンゴルフ優勝
四柱推命分析
早速四柱推命で分析してみましょう。松山秀樹の誕生日
1992年 壬申年
2月 壬寅月
25日 辛未日
生まれた日の十干が辛(かのと)なので、「金」の人となります。
一番の特徴は、『納音(なっちん)』の持ち主であるということです。
納音とは、先天運の四柱推命に同じ干が二つあり、十二支が冲の関係のことですが、わかりやすく図にすると以下のイメージです。
納音は、「別れ」「整理」「ぶつかり合い」など、あまり良いイメージはありません。
どうしても願うことがぶつかり合って、うまくゴールに達することが出来ず、困難が伴うというイメージです。
しかし、生まれつきに納音を持っていて活躍している人は案外多いのも事実で、命式を見るに、気付いたことはジャイアンツの菅野智之投手に似ているということです。
二人とも納音の持ち主で、困難が伴いがちです。
『納音はカチカチ玉のように、絶えずぶつかりがある宿命』であると、風水の師匠が看破していますが、まさにその通りで、目標に達するまでに困難が伴います。
しかも、松山秀樹の場合、日柱までもが今年納音の関係で、ぶつかり合いが激しくなります。
残念ながら多くの人が困苦に耐えられずに諦めてしまうのが大半で、結果、天戦地冲や納音の宿命に流されてしまうのです。
しかし、心の葛藤に悩み苦しみながら、努力を続けると誰も成しえない偉業を果たす役割を納音は果たします。
常に失敗と隣り合わせの宿命ですが、ぶつかり合いの中でも努力を怠らず、懸命に努力していれば、大爆発して偉業を達成します。
絶対に必要と思われることは、人以上の努力が出来るということでしょう。
人以上の努力を続ければ、技術を高めることになります。
マスターズで絶体絶命のピンチの場面で、絶妙なアプローチでピンに寄せて、パーを拾って凌ぐ場面が何度もありました。
あの技術こそ、普段の努力の賜物です。
あんな高度な技術を大事な場面でこなすことは、いかに日々努力して技術を高めていたかを証明した場面でした。
松山選手は、誰よりも遅くまで練習していたということらしく、菅野投手においてもお父さんから聞いたことですが、「あいつほど努力している選手はいない。」と言っていました。
その結果、菅野投手は日本球界のエースとなりました。
結論として、どうやら、納音の持ち主は人よりも努力を重ねれば、偉業を達成することができる持ち主と言えます。
エジソンも納音だった!
納音を持っていた有名な人は多くいます。例えば発明王と言われたエジソン
1847年 丁未年
2月 壬寅月
11日 丁丑日
丁未年と丁丑日が納音の関係です。
『天才とは1%のひらめきと99%の努力である』
エジソンは名言を残していますが、この名言に至るまでの道のりは、辛く困難で、それでも努力を続けていけば偉大な功績を残すという想いに至ったことなのでしょう。
納音を生まれつき持っていて悩んでいる人にとって、今回の松山秀樹やエジソンの功績には勇気づけられることです。
廻りの環境も優勝を後押し!
これまで、松山秀樹本人の運氣を書いてきましたが、本人だけでチャンピオンになれたわけではありません。松山選手に取り巻く環境はどうだったのでしょう。
取り巻く環境が良いか悪いかで大きく結果が変わってきます。
実は松山選手はコーチを付けることを頑なに拒んで、独力で技術を磨いていたそうです。
しかし、どうしても限界を感じたのかコーチを付ける決心をして目澤秀憲氏をコーチとして迎え入れました。
また、長年二人三脚で戦ってきたキャディを変えて、後輩の早藤将太氏を呼んで一緒に戦うことにしました。
コーチ、キャデイの相性はどうだったのでしょう。
目澤コーチは松山秀樹に力を与えてくれる関係です。
早藤キャディは共に苦しみを共有してくれる戦友とも言える存在です。
そして、なによりも不思議な縁だと思ったことが、二人とも今年は「空亡」の年でもあったのです。
渋野選手の全英女子オープンの記事でも書いているように、空亡時期は思いもかけない運が降りかかってきますが、二人にとってはマスターズチャンピオンを誕生させる役割の運が降りかかっていたのです。
松山秀樹にとっては、とてつもない幸運の環境の中にいたということです。
「チーム松山」の皆さん、感動をありがとうございました。
さて、宿命で納音を持っていて悩んでいる人がいるかもしれません。
思ったことが上手く進まずに悩んでいることでしょう。
しかし、それを受け入れて、絶えず努力を続けて行けば、人が成しえない偉業を果たすことができます。
決して人生をあきらめずに、自分を磨き続けてください。
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