東日本大震災から8年。

もう8年なのか、まだ8年なのかという思いですが、その時の惨状から復興しているところもあれば、まだまだ復興は遠いと感じるところもあります。

それほど日本を揺るがす大きな災害でした。

実は昨年の夏に、宮城県石巻市にある水産工場の風水コンサルをしました。

そこの水産工場から名前を出してもいいと了解いただきましたので、ブログに書きたいと思います。

この写真を大震災の時にニュースなどで見た方も多いかと思います。

これは「木の屋石巻水産」さんという石巻では有力企業で、缶詰を模した巨大なシンボルがあったのですが、津波で流されてしまった写真です。

地震直前まで缶詰を生産したところに災害発生して、出荷前の商品が全て台無しになってしまいました。

社員全員が茫然と立ち尽くす状態だったとのことです。

木の屋石巻水産のサバ缶は美味しいことで有名で、全国にファンがいるほどだったのですが、泥だらけになった缶詰は商品にすることは無理だと、社長はじめ全員が思っていたのです。

泥だらけになった出荷前缶詰の写真

ところが、ファンの人たちがボランティアで立ち上がってくれたのです。

「泥になっても味は美味しいのだから希望の缶詰という名前で売りましょう!こういうときこそ絆をつなげましょう!」

と言って一生懸命に売ってくれたそうです。

泥だらけの缶詰を綺麗に洗い、全国に運ばれて食べてもらった素晴らしいストーリーになりました。

大きなダメージを受けた木の屋石巻水産さんは、これをきっかけに奇跡の復活を遂げることになります。

復興途中の段階で風水の相談があり、既に私が石巻に訪問したときには、新たな工場が完成して稼働していました。

今回風水コンサルを依頼されたのは、この2つの新工場でした。

魚町第二工場と美里工場が今回の風水コンサルです。

魚町第二工場

魚町第二工場の近くは港があります。

美里工場

特に魚町第二工場が気にかかるという副社長から相談を受け、とくにこの工場の運気を高めることに集中したのです。

コンサル内容の詳しくは書けませんが、一部紹介してみます。

下の図面が魚町第二工場兼オフィスのエントランスです。

風除室の7(七赤)9(九紫)で、9があるため、大変旺気が入る入口となっています。

しかし、玄関ホールが2(二黒)5(五黄)の凶星の組み合わせで、邪気に覆われることになり、不安が残ります。

この25をどうにか対策を打っておかなければならない点です。

そこで、副社長に、

「この25は工場とオフィスに凶気を与える可能性があります。対策が必要ですね。」

「どうしたらいいでしょう?」

「風水の技術で25を閉じ込めてしまう方法があります。それは、玄関ホールにもう一つ部屋を作ってしまうのです。そうすれば25はその部屋に閉じ込められてしまうので、9の旺気が行き渡ることになります。」

「そうなんですか!是非提案をお願いいたします。」

早速、改修案を検討することになります。

普段であれば、当社で工事まで携わるのですが、今回は遠いため地元の工事業者さんとタッグを組んで内容を詰めていきます。

提案内容としては、以下のような感じです。

「せっかく部屋を作るならディスプレイにしてみましょう。希望の缶詰をタワーに並べて、ここに来た方にも見てもらうと喜びますよ。」

「面白い!ワクワクしてきますね。」

しばらくして完成したということで、写真を送ってもらいました。

見事な素晴らしい出来具合です。

夜になるとスポットライトを浴びた希望の缶詰タワーは綺麗に浮かび上がるような仕掛けになっています。

今回のテーマは、

『風水対策プラス希望の缶詰をシンボルにして会社の運気を上げる!』

パッと見て、これが風水をしているとは誰もわかりません。

それから副社長から連絡があり、サバ缶など売り出すとあっという間に売り切れになってしまうとのことです。

これも風水パワーですかね!というありがたい言葉もいただきました。

ありがとうございます。

工場撮影

私もここで作られた金華サバを食べてみましたが、最高に美味しいですよ。

おかずにも、酒のつまみにもバッチリです。

是非、食べてみてください。

木の屋石巻水産オンラインストア

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です