普段は東京を中心に活動しているのですが、以前、四国からお電話いただきました。 電話の主は夫婦の奥様で、新築マンションを購入したく、風水的に良いマンションを選びたいのでアドバイスしてほしいとのことです。 私が鑑定するにあたって、いつも注意することがあります。
  • 行動を起こしてもよい運勢の時期なのか?(四柱推命で判断)
  • 移転する方位は、凶方位を避けているか?
  • 移転場所は、生活するにあたって利便性、風水環境の良さはどの程度か?
  • 住宅が凶となる坐になっていないか?(毎年凶方位は変わる)
  • 住宅の間取りは風水的に合格かどうか?
  • 移転日は家族や住宅を守る吉日を設定できるか?
こういった感じでおおまかにチェックしていき、全て通過できそうであれば、次のステップとして、さらに詳細にチェックしていきます。 まずは、ご夫婦2人の四柱推命で運勢を調べていくのですが、不動産購入というのは人生の買い物でも大きな買い物であり、住宅は生活を守る重要なものです。 ですから運気が悪い時期は見送ってもらうこともあります。 今回のご夫婦は二人とも問題ない時期でしたので、購入を進めていくことになります。 早速、候補マンションを見たところ、五黄殺方位や暗剣殺といった凶方位にならないので、基本的には大丈夫ですねということになりました。 次に確認すべきことは、一番重要なマンションの風水がどうかということですが、まだ工事中で図面による判断をしなければなりません。 よくある一般的な間取りで、形状については綺麗な長方形なので問題ありません。 もしこれがいびつな形状だと悪い影響を及ぼすことにつながります。 玄関入口は北側で、バルコニーが南側を向いた明るい陽ざしが届く部屋のようです。 しかし風水的に判断すると、専門的なことになりますが、今の第8運(2004~2023年)では癸山(北側が坐)の家は玄空飛星風水では玄関入口が水星(向星)7という凶星が入ってきます。 7は七赤破軍と呼ばれ、破壊や盗難、火災などの意味を持つため、不安を感じる玄関入口です。 私の判断としては、 「他を探してみるのはどうですか?」   という提案もしたのですが、ご夫婦はこの場所を大変気にいっているご様子で、 「風水で何か策はありませんか?」   「気の入り口である玄関は大変重要です。しかしマンションは区分所有のため、玄関は共有扱いなので勝手に動かすことはできません。風水アイテムだけの対策では役不足です。」   「このマンションをとても気に入ってるのです。なんとかできませんか?」   私もなんとかしてあげたいという思いから、 「全くないわけではありません。吉相マンションに変える特殊な技法があります。しかし、リフォームする必要がありますが、大丈夫ですか?」   「新築なのにもうリフォームするのですか?」   まあ、そうですよね。 入居前に工事なんて中古ならともかく新築マンションですから、疑問に感じることはいたって普通のことです。 「気持ちはお察しします。しかし、新築でも入居前にリフォームする購入者はたくさんいますよ。せっかく入居するのなら運気の上がるマンションに移りましょう!」   「わかりました。やっぱり運気の上がるマンションに住みたいです!」

そこで私が提案したリフォーム内容です。

左側が変更前図面です。右側が変更案です。 何を変えたかと言うと、玄関を広げて気の分布を変えてしまおうという作戦です。 この技法は、巷の風水師にもあまり知られていない分宮法という特殊な技を使います。   変更前の玄関は二つの洋室に挟まれた状態になっていて、北方位が司っています。 そうすると先ほど書いたように7が司ることになって凶宅となります。 しかし、リフォームをして玄関を広げることで、東北エリアが司ることになります。   東北方位の水星(向星)は9(九紫火星)となります。 9は現在では吉星で、第9運(2024~2043)は最吉星となってきます。 つまり20年以上旺氣をもたらしてくれるマンションに変わってしまうということです。 この技法は公開されることが少なく、知られていませんがこういったマンションなど玄関位置が動かせない場合には大変有効な技術です。   ちょっとしたリフォームで一気に様変わりするのです。 これでたくさんの成功事例を作ってきました。 これでご夫婦も大満足です。   早速、ご夫婦は建築に詳しくないため、代わりに建築プロの私が不動産会社、建設会社にリフォーム内容を伝え、施工上問題がないか折衝を行い、無事クリアして工事が終わりました。 工事後の写真を送っていただきました。 玄関が広がり、床も大理石に統一して綺麗な仕上がりです。 また、空間の更に広がりを持たせるために姿見鏡を設置して、お出かけ前のチェック用にもなり一石二鳥です。 また窓はウッドブラインド、壁にはカシニョールの絵画を当社の風水デザイナーであるYUKIKOが提案して、素敵な風水空間になっています。   YUKIKOが提案した当マンションの風水インテリアについては、また改めて記事にしたいと思います。 記事をアップしました。 プロが進めるインテリア風水技術の事例紹介   風水満載のインテリア空間ですが、本当におしゃれなデザインに仕上がっています。 いかがでしょうか。 風水を考えていないマンションは、日本そこら中にあって、残念ながらほとんど吉マンションと言えません。   そういった新築マンションを購入して、生活が始まってからリフォームをしようと思っても、なかなか工事をすることは難しくなります。 マンションを購入、入居してから、風水的にどうだろうかと相談しようとする方もいるかと思いますが、もし凶マンションだったらどうするつもりなのでしょう? 風水アイテムという策もありますが、大きな氣の影響までを変えることはアイテムにはできません。 今回の四国のお客様のように、事前に相談されて一緒に探していくことが実は本当の近道だと感じます。 ご相談いただきありがとうございました。 何かありましたらいつでも相談に乗ります。 同じように運気の上がる家に住みたい方はご相談ください。   https://parnasse.jp/hp/ [temp id=5]

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