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九州の代表都市・博多を風水で検証

マイナビトラベルから転載

博多を風水で分析

東京都八王子市という街に住んで20数年経っているので、大分昔のことのですが福岡県の博多に若い頃にいたので、大変思い出深い場所で、ある意味第二の故郷と言ってもいいかもしれません。

博多の人たちは、いつも明るく、地元の人たちが話す博多弁は聞いていても心に馴染み、特に若いときだったので女性の話す博多弁は大好きでした。

食事も海の幸や山の幸どれを食べても美味しいので、ここでずっと生活してもといいと思うほど実は博多の大ファンです。

もちろん当時は風水の知識もないので、なぜ博多が古い時代から栄えているのかという疑問を想うこともなく過ごしていたのですが、急に風水で知りたくなり早速調査してみました。

ローカルな調査なので、博多に住む人や出身の方は分かりやすいかと思いますが、実は大変興味深いこともわかりました。映画ファンならご存知の場所です。

龍脈を探る

さて風水では、鑑定するには巒頭(らんとう)と言って自然の形状が発する氣を見て判断していきます。

特に大地の氣の流れを重視するので、どの山から龍脈は走ってきて、その龍脈は繁栄をもたらすのかを判断していきます。

その龍脈は、博多を取り巻く山々から発しているのですが、決して一つの山からではなく、複数の山から龍が走ってきます。

もちろん繁栄する場所は複数の山々からの龍脈が入ってきます。

東京の江戸城(今の皇居)も富士山から発する龍脈が複数に及ぶので大変強いと言えます。

さて博多の地理を調べてみましょう。

龍脈


龍脈3D


国土地理院地図を加工したのですが、真上からの写真と3D写真を見てください。

4つの山から龍脈が博多の街に流れているのがわかります。

写真の右上から説明すると、

龍脈① 犬鳴山と西山の連山からの龍脈

犬鳴山と言ってすぐにピンときたら映画大好きな人ですね。

今年上映された最凶心霊スポットと言われる犬鳴トンネルを題材にした「犬鳴村」がある場所です。

封鎖された犬鳴トンネル


実は若い頃福岡に住んでいた頃、私も肝試しで友人たちと真夜中に行って大変怖い思いをした今でも冷や汗が出る場所です。

犬も怖すぎて泣いてしまうと言われるスポットです。

真夜中にトンネルを通るとまさに暗闇で、背筋が凍る思いでしたが、何とか通り抜けました。

今は危険すぎる犬鳴トンネルは封鎖されたようですが、当時は通行できていました。

まさかあの犬鳴が博多の龍脈を形作っていたとは、思いもよりませんでした。

この犬鳴山と西山の龍脈は、香椎付近を流れています。

香椎神宮という格の高い神宮があります。

龍脈② 鉾立山からの龍脈

こちらも犬鳴山系のようですが、この鉾立山の龍脈は福岡インター付近に流れてきて、多々良川に水の恩恵を与えています。

龍脈③ 三郡山からの龍脈

ここの龍脈は福岡空港付近まで流れて、さらに博多湾まで流れています。

またこの三郡山は龍脈は太宰府天満宮にも来ているのがわかります。

三郡山から太宰府天満宮


龍脈④ 脊振山(せふりさん)からの龍脈

この付近の山々では一番高い山で1054mの高さがあり、非常に力強いです。

インターネットで調べてみたら、脊振山は古くから聖なる山としての信仰の対象として、多くの修験者が集まる山だということです。

脊振山の龍脈は、博多の室見川の源水にもなっていて、天神や中州など福岡の中心をなす龍脈となっています。

そういえば佐賀県唐津という場所にドライブなど行ったことがありましたが、脊振山系の三瀬峠という道を走ったことを覚えています。

 
現在はこんな橋があるようですね。

当時はまだありませんでした。

以上、昔を懐かしみながらの風水調査でしたが、それぞれの龍脈がある場所にはそれなりの歴史と理由があることを改めて知りえました。

福岡の皆さん、こういったことを知った上で、ドライブなど行けば楽しいかと思います。

御利益もあるかもしれません。

ただし、犬鳴トンネルは立ち入り禁止のため控えた方がいいでしょう。

こんな記事を書いていたら、久しぶりに第二の故郷博多に帰りたくなりました。

 

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