先日、大阪からお客様が会社に来訪されて相談を受けました。
相談の内容は、東京に小学生の息子さんと引っ越しをしたいというので、風水的に良い賃貸マンションに住みたいと思っているが、大阪にいるためどうすればいいでしょうということでした。
たしかに東京と大阪だとマンションを選ぶにしても、離れているため風水調査をゆっくり出来ないですし、慌てて悪いマンションを選んでしまっては意味がありませんね。
そこで、私にお客様の代理人となって東京のマンションを探してほしいということなのですね。
もちろん、私は不動産・建築風水コンサルを行っていますから、今回は引き受けることにしました。
風水師の中には、お客様自身が不動産業者からもらった物件情報を集めて、それを吉凶判断をするというやり方の風水師もおられますが、それでNGが出たりすると、またお客様が他の物件を探しなおすことになるので大変手間もかかります。
手間がかかるだけでなく、そのたびに鑑定料を払わなければならないので、金額も大きくなっていくこともあり得ますね。
私はお客様の負担が増えないように、今回は私自身が不動産業者と打ち合わせを行い、良さそうな物件があったら、私がすぐに図面をチェックし、OKであれば、現地調査を行い、巒頭(らんとう)と理気をチェックします。
それもOKが出たうえで、ようやくお客様にマンションを見学してもらうようにします。
お客様も納得していただいたら賃貸契約を結ぶという流れです。
これなら、お客様も手間がかかりませんし、大阪にいても安心で、金額もどんどん増えていく心配はありません。
コンサルタントの仕事だと思っています。
今回のお客様は九星気学もマスターしており、引っ越しの時期も7月の乙未月を考えておりました。
私も、九星気学のやり方も頭には残していますが、メインは玄空大卦澤日法で選んでいきます。
今回のお客様と息子さんの生年の干支が今年の丙申と7月の乙未が天戦地冲にならないようにしなければなりません。
人が生まれ持った干支と相性の悪い天戦地冲の時期に行動を起こすと、悪い流れになってしまいますので避けるようにします。
玄空大卦法では、生年干支だけを天戦地冲になっていないかを見ますが、私は四柱推命も見ますので生年・生月・生日・生時の四柱が一つも天戦地冲にならない日を選んでいきます。
今回のお客様家族は、7月は全く問題ありません。九星気学でも玄空大卦法でもOKな月となります。
良かったですね!
あとは、この年月の三殺と五黄がかからない坐を持つマンションを選んでいくことになります。
ちなみに、年三殺は南、月三殺は西、年五黄は東北、月五黄は東南となりますので、この方位を坐に持つマンションは避けます。
残るは北か東が坐となるマンションです。ということは向は南か西側となるわけですね。
マンションの場合は、向が通常の玄関方向ではなく、バルコニー側が向になることもあります。これは現地に行って坐向を判断するしかないですね。
よい物件を探し当てるには、何度も現地に赴き調査することでしょうが、それも楽しい仕事でもあり、仕事冥利であると感謝しております。
私が頂いた時間は2カ月ですが、ご家族に運気を呼び込むマンションを東京から探し回りたいと思います。
こういった業務も行っておりますので、ご相談いただければ幸いです