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コロナウイルスがもたらしたメッセージとは?

世界を恐怖に陥れるコロナ

4月に入って地球規模のコロナショックは、まだまだ猛威を奮っています。

ニューヨークやイタリアなど甚大な被害を受けている地域でも、ピークを迎えつつありますが、終息に向かうのは夏となる5月以降でしょう。

以前のブログでも書きましたが、風水的な視点から考えて、春(2~4月)に一番猛威を奮うコロナウイルスと予想しましたが、5月5日立夏までは春の期間なので、それまでは猛威は衰えつつも影響を与えるでしょう。

世の中のシステムを変えたコロナ

世界の各都市では都市封鎖、日本でも緊急事態宣言で主要都市に自粛要請されて、経済はストップ状態に陥り、被害を受けている会社も多く心配ですが、実はこのコロナウイルスは、今までの家族システム、働き方システム、社会システム、環境システムを変えてしまう可能性が非常に高いと思っています。

噂では化学兵器なのではないかとも言われており、真偽かどうかは分かりませんが、コロナウイルスが原因でシステムが大きく変わっています。

アメリカも相当ダメージを受けているので、いち早くコロナ克服した中国が、アメリカに代わって覇権を取ってしまう可能性が出てきました。

さて、今後世界はどのように変わっていくのでしょう。

家族システムの変化

まず、家族システムの変化ですが、自宅から外出禁止により、家族は今まで以上に濃い関係となり、家族間の尊重や思いやりが必要となっていますが、それが出来ない家族は崩壊してしまうことになります。

また、外食が多かった家族は、自宅で食べるようになり必要なものだけを飲食する生活になりました。

このように家族システムは変化しています。

働き方システムの変化

働き方システムの変化で言うと、職場に行かなければならない人は別として、在宅で仕事が出来る人は、会社に行かずに自宅でするようになりました。

今までも政府は「働き方改革」として、在宅勤務を推奨する政策を揚げていましたが、

「そんなことはできない」

「在宅にしたら目に見えないのでさぼるはずだ」

「効率が上がらないから会社の売上や利益が落ちる」

など、様々な理由をつけて、まったくと言ってもいいくらい進まないし、そんなことをしたら逆に社会から白い目で見られる風潮でした。

しかし、今はどうでしょう?

コロナが蔓延したことで、ちっとも進まなかった「働き方改革」が、一気に進んで、逆に不要なことで会社に行くと白い目で見られるという今まででは考えられない働き方に変わってしまいました。

コロナが原因で、働き方が変わってしまいました。

経済システムの変化

次に経済システムの変化です。

働き方システムと連動しますが、今後は一気にAI化が進んでいくことになるかと思います。

在宅勤務なんて出来るはずがないと思われていたことが、やってみたら案外できると感じた会社や経営者も多いかと思います。

そして、これを機会にAI+ロボット導入による仕事の変化がありえます。

以前から、近い将来はほとんどの仕事がAIに変わると言われていますが、それならばAIで出来ることはAIに任せてしまおうと考える会社は増えてくるでしょう。

そうすると働いている人は自分の仕事がなくなってしまうと不安になるでしょうが、実は反対で将来的にはAIとロボットが仕事をしてくれて売上と利益を出してくれる社会になる可能性があります。

例えば人件費を年間一人あたり500万払っていた企業で1000人を雇っている場合は、50億円の人件費になります。

AIとロボット活用で人件費を50億円を払う必要がなくなり、もちろん一部の人間は残るでしょうが、保守点検くらいの維持費だけの費用がかかるくらいになります。

そうすると人件費として払っていた金額は、ほとんど払う必要がなくなり、企業利益は莫大なものとなってきます。

結果、労働者には辞めてもらうが、企業利益は相当の金額になるので、これまで以上の税金を払うことになります。

国や地方に入る税金額は多くなるので、年金や生活保護費など一元化して、平等にお金を渡していきましょうという考えです。

今回、コロナ対策として政府や東京都では休業補償として事業者にお金を出したり、収入減の労働者には給付金を配る政策をしますが、海外では全員にお金を配る政策をしています。

これこそベーシックインカムの考えで、国民全員に生活費を配る政策です。

人が働かずとも、AI+ロボットが進歩して経済のお金を廻して増やしていき、その利益の中から税金を払う。

その税金から毎月生活費を国民に配り、失業という不安や恐れをなくして、精神的に豊かな人生を送ってもらうというのがベーシックインカムの基本的な考えです。

ベーシックインカムという生活費をもらい、それでも働くことが好きという人は、今までと変わりなく働いてもらい、逆に精神的な豊かさの価値観を大切にしたいから、自分は働くことはせず、またはプラスアルファのやりがいのある好きなことを仕事にして社会貢献するという選択ができるようになります。

そういう社会になると将来仕事を失う心配や老後の不安はなくなるので、心の安定が保つことが可能です。

それがベーシックインカムとAI時代の到来です。

もしかすると、海外の政府はコロナをきっかけにして、ベーシックインカム社会が可能かどうかを実験している可能性があります。

環境システムの変化

最後に環境システムの変化です。

今、都市封鎖で世界の都市の空気が浄化されていることをご存知ですか?

経済がストップしたことで、飛行機、自動車、工場など稼働しなくなったので、地球環境が浄化しているようです。

ロサンゼルスはPM2.5が40%も減少して空が青くなったという記事がありました。

ロサンゼルスの空がきれいになったよ!…PM2.5が40%も減少

私が住んでいる八王子から星も綺麗に輝き、富士山も大変良く見える青い空です。

そういえば毎年苦しむ花粉症も今年は罹っていません。

地球からのメッセージを受け取りますか?

コロナは人々に大変な影響を与えていますが、皮肉なことに、コロナウイルスが原因で地球の浄化がなされているようです。

いままでの経済優先のシステムに地球からのメッセージなのでしょうか?

必要以上の欲望を満たすために地球資源を無駄に消費していくことが、今までのシステムでした。

そのシステムをそろそろ終わりにして、地球が浄化できるようにコロナが流行して、その結果、経済活動をストップさせているという「見えない神の手」が働いているとすれば、人間はそのことに気付かねばなりません。

この甚大な被害をきっかけにして変化していけば、今回のパニックは人間にも地球にも良い機会となりえます。

まるで「風の谷のナウシカ」の腐海のように人類が創り出した人工的な汚染浄化システムのようです。

もちろん、変革には大きな犠牲もあるのでしょう。

コロナが収まった後に、人間はまた元に戻って地球を汚すのか、それとも新しい時代を迎え入れて環境浄化に取り組み、競争社会ではなく風水で考える自然と調和した精神的な充足と豊かな生活を得る社会にするのか、地球規模の課題でしょうが、私たちは今回のことをきっかけにして考えていくことが大切でしょう。

そんな未来になっていくことを望みます。

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