相続と風水②・・お墓について

風水コンサルの仕事

風水墓と相続の関係とは?

 

相続と風水について第2弾です。

 

今日はお墓と相続について書いてみます。

 

人が亡くなると、お墓に納骨することになります。

 

先祖代々のお墓に納骨する場合や、生前にお墓を取得している人もいます。

 

または、あらたに墓地を探してお墓を造営することもあります。

 

いずれにしても、残された相続人である子供たちが、亡くなった親の遺志を継いで納骨をするのですが、安らかに眠ってもらうためにはどうすればいいのでしょう?

 

先祖が安らかに眠ることができると、子孫も生きている間、繁栄や幸せな人生を送ることができると風水では教えています。

 

 

風水が教えるお墓とは?

 

それでは、風水的なお墓の考え方を説明していきましょう。

 

風水を使って造営するお墓のことを、専門的な言葉で言うと陰宅風水といいます。

 

これとは逆に陽宅風水とは、住居など建物に風水を使って建てることを指します。

 

古い時代は、陽宅風水よりも陰宅風水の方が盛んでありました。

 

若干、宗教的な話になりますが、人は亡くなると、残された子孫は家の仏壇に位牌を置き、外にはお墓を作って守っていきます。

 

人間は生きている間は、肉体と精神を司る精気を持っていて、そのことを【魂魄(こんぱく)】と言います。二文字あるように【魂(こん)】と【魄(はく)】の2つの存在があると考えられています。

 

魂魄のふたつの気を持って生きているという考えです。

 

しかし死を迎えると【魂魄(こんぱく)】は2つに分かれてしまい、【魂(こん)】は精神的なもので身体から遊離して天に向かいます。

 

そして残った子孫は親・先祖への感謝と尊敬の気持ちを持って、家の仏壇に位牌を入れて大切にします。

 

もう一方の【魄(はく)】は肉体の気を意味して、地の骨となってお墓の中で永遠に眠ることになります。

 

【魄(はく)】である骨は、地球に残ってDNAが残ります。

 

 

親のDNAは子孫と感応する!

 

DNAは血がつながる子孫と感応するという考えから、快適なお墓で眠ることができれば、親は安心して子供たちへの愛情が伝わり、その結果、慶事をもたらします。

 

しかし、凶気を帯びたお墓で眠っていると、親は不快な気持ちでしか眠ることができないため、子供たちへ災いをもたらすといわれています。

 

そのため風水上吉地を求め、お墓の向きも吉方位に向けてお墓の造営に勤しみました。

 

なぜなら先祖が安らかに眠ることで、子孫の幸せや繁栄に繋がると考えたからです。

 

 

親の愛情を受け継いだ子供たちが出来ること

 

風水では、陽宅風水(住宅など建物に関する風水)と陰宅風水(お墓に関する風水)があります。

 

住宅はあくまでも「仮住まい」としての捉え方で、真実の棲家はお墓であると古人は捉えていたので、住宅よりもお金をかけて立派なお墓を作りました。

 

現世の場合、不快な住宅ならば移転することで解決出来ますが、お墓の場合は、不快だからと言って、自分では動かすことができないからです。

 

このようなお墓で先祖が永眠できるから、子孫は先祖の遺志を継いで相続されていくという考えが風水のお墓です。

 

相続をした子供たちは親や先祖が眠るお墓をしっかりと守り、次の世代へつなげていくことも相続と言えるのでしょう。

 

いつかは多くの人が相続がやってきます。

 

これを機会に考えてみてはいかがでしょう?

 


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