トランプ大統領!四柱推命で予想的中!

四柱推命

前回のブログにて、大統領選挙はクリントン氏が勝つか、それともトランプ氏が勝つかを四柱推命で予想をしたわけですが、予想したトランプ氏が大統領となることが決まりました。

 

その時の予想として、お互いいい試合をするが、最終的にはトランプ氏なのではと書きましたが、得票数においてはクリントン氏の方が多かったということですので、本当にいい試合であったと思っています。

アメリカの選挙システムでトランプ氏が勝ったのですが、前評判ではクリントン氏が勝つと言われていましたので、まさかの大勝利であったと思います。

 

さて、四柱推命で予想を見る時の現在の運気がどちらが強いかを見ていくのですが、二人とも良い運気にあったのかというと、そうとは言い切れない部分も多く、どちらかというと二人ともそんなには良くない運気でありました。

それでも、強いてあげればトランプ氏の方がまだましであるという程度なのです。実際の選挙においても、アメリカ国民から見ればどちらも大統領になってほしくないという本音が強かったということを考えると、四柱推命通りの運気の動き方でした。

 

それでは、二人の四柱推命から命運と現在の運気を見てみましょう!

 

まずはトランプ氏です。

先天運である生まれ持った命運を見ると、まず一番に分かることは、月柱の「甲午」と日柱の「己未」が天地徳合という関係になっています。

天地徳合とは、思っていることと、現実が一致しやすい命運であるということです。

その天地徳合が月柱と日柱で成立しているということは、トランプ氏が成功するために行う方法や手段が結果として実りやすい命運です。

ただし、日支の「未」と年支の「戌」が刑の関係にもなっていて、対人関係に支障をきたしやすい命運でもありますから、おそらく結果を残したにも関わらず、人とも揉めてきたのではないかと思います。

 

次に、時間から生じる後天運を見てみると、

58歳~77歳までは大運天中殺の時期にあります。トランプ氏は現在70歳ですから、この大運天中殺の真っ最中なのです。

この大運天中殺の時期は、良いも悪いもどちらにも大きく動く時期となります。

いわば宇宙を遊泳していて足が宙に浮いて遮られることなく上にも下にも動くような状況です。

現実離れしてしまうのですね。ですから、ビジネスにおいても大成功と大失敗が両方あったと言えます。

出馬した当初は、泡沫候補者と言われ、話題だけはあるが、当選する見込みなどほとんどないトランプ氏でしたが、あれよあれよと宇宙の中を上へ上へと上手く泳ぎ切り、当選しちゃったという感じです。

 

10年大運の「辛丑」を見ると、命運に年支の「戌」、日支の「未」を持っていますので、「丑・戌・未」が揃います。

この「丑・戌・未」が揃うと三刑という関係が成立して、対人関係がより一層に悪影響を及ぼすことになってきます。

そういう状況を見ると、選挙は厳しいかなと思うのですが、今年は「丙申(ひのえさる)」の年であることに注目してください。

「丙」は「辛」と出会うと、お互いがくっつき合って本来の力を失ってしまう傾向があります。

さて、その「辛」が一体どこにあるかというと、年柱の「戌」の蔵干が「辛」になっていますね。

蔵干とは、十二支に隠された十干のことで、「戌」は「辛」の性質を持ち合わせていたというわけです。

そうすると、今年の「丙申」の「丙」が巡っていますので、「辛」を持つ「戌」は大きく力を失ってしまいました。

先ほど書いた通り、「丑・戌・未」の三刑が出来上がっていたのですが、今年に限って三刑の関係が崩れたという1年だったわけです。

 

その瞬間年である今年が、ありがたいことに運よく選挙であり、上にも下にもいく大運天中殺の時期でもあったのですから、決して運気が高い訳ではないのに、今回に限っては果てしなく上に行ってしまったという感じです。

 

次に、クリントン氏を見てみましょう。

先天運である生まれ持った命運を見ると、年支の「亥」と日支の「寅」が支合の関係になっています。

この場合、クリントン氏は未来や計画が結果として上手くいきやすい傾向にあるのですが、よく見てみると、「亥」の蔵干が「壬」であると分かります。

さきほどのトランプ氏のところで述べたように同じ理屈で、「亥」は「壬」の性質を併せ持っています。

この「壬」は「丁」と出会うと干合の関係と言って、力を失ってしまいます。

それでは「丁」はどこにあるかというと、年柱にあるのが分かります。

 

そうすると、年支の「亥」が力を失ってしまい、年支の「寅」と支合の関係で良好であったにも関わらず、役割を果たしにくい状況となり、未来と結果が思うようにはなりにくくなります。

大統領になりたいと思っても、なかなか困難な感じと言えます。

 

次に、時間から生じる後天運を見てみると、

10年大運では、「丁巳」の10年間であり、64歳~73歳まで続きます。

この「丁巳」は年柱の「丁亥」と納音の関係となっています。納音とは「別れや整理」という意味合いを持っており、あまり良い状況とは言えません。

 

次に、今年の「丙申」を見てみると、「申」と大運の「巳」、日支の「寅」が出揃うことになりました。

この「申・巳・寅」もまた三刑の関係となってしまいます。

そうすると、日支の場所が三刑になる訳ですが、日支の場所は「結果」がどのようなことになるかを読み取るときに使います。

ということは、yle=”color:#FF0000;”>大統領選の結果が三刑の関係になっているのですから、おのずと悪い方向に向かって行くと読み取ることができます。

 

また、もう一点、重要なことがあります。

クリントン氏にとって、今年の「申」と来年の「酉」は空亡の2年間であるということです。

 

人は誰でも12年に2年は空亡時期というものがあり、この時期は何を決めても思い通りにはなりにくい時で、現実化しない、実体化しない時期でもあったのです。

 

そう考えると、大統領選に出ると決めても、残念ながら、ちょうど今年が空亡の年であったこと、それとたまたま「申」が巡り合い、三刑の関係が生じてしまって運気が悪い年であったということです。

それが残念ながら結果を表す場所で三刑が現れてしまったということです。

 

このように見てみると、「運」というものがいかに大事であるかが分かってきます。

 

二人の先天運は基本的には大変良い命運を持つ方々です。

しかし、いかに良い命運を持って生まれたとしても、「時間」が運んでくる後天運に大きく左右されるということも分かってきます。

 

トランプ氏が勝つなんて少し前なら誰も予想できませんでした。

順当に行けばクリントン氏が大統領になると大方の予想だったのですから、「運」というものは、果てしなく影響を及ぼすものだと改めて感じざるを得ません。

 

「運」を管理して上手にコントロールすることが、人生の荒波を泳いでいくことは非常に重要なことかと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 


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